ISBN:4048536869 コミック 富士山ひょうた 角川書店 2003/10 ¥588BLコミック。このストーリーは結構好きだなぁ。暮嶋君の心の動きと行動がなんというか、親しみが持てる。自分の感情に正直に動いているところが良い。周囲のことはあまり気にしてない。23歳という設定なのだが、落ち着いている。私はまだまだ精神年齢が低いなぁと思ってしまった。
巻末のその後のストーリー「素直になったら」の話がかなり好き。なんというか、オマケ漫画のショートストーリーは美味しいエッセンスだけが詰まっていることが多くてどんな漫画でも好きだったりする。
で、たまにはBLについて語っておこう。
私がBLに嵌る原因はやはり妄想好きだからでしょう。最近は、少女漫画で純愛ってあまり無いというか、読めないというか、リアルすぎてなんとなく読めない。その点BLはBOYズが絡むので、妄想するには丁度良い。
30過ぎの独身女性を「負け犬」と呼んでいた(未だに言っている?)。負け犬の特徴として、「漫画好き」「王子様願望」というのがあった。要するに夢見る乙女で、現実と理想のギャップでなかなか現実の恋愛ができないってことらしい。一応予備軍なのだが、当てはまるかもねぇ、と思う。何もかもに負けているので、最近はそれが普通なので、勝ち組みになりたい!という意識は薄い。自分が少しでも「幸せだなぁ〜」と思えれば、まわりが「あのひとは、かわいそう」とか思ってもどうでも良い。価値観は人それぞれだから。今はそう思う。
何年も先の自分のことなんてなってみないとわからないので、とりあえず今の時点で、こうなったら幸せだろうなぁと思える自分を目指そうと思っていたりする。考え方なんてちょっとしたことで直に変わるけどね。
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