ISBN:4087484920 文庫 村山 由佳 集英社 1996/06 ¥410
切ない恋愛小説。解説は左の本の映像をクリックするとアマゾンに飛べるはずなので省略。

感想をおば。ネタバレ注意してちょ。

CDプレイヤー壊れて以来、通勤のお供を探している訳です。そんなときに買ったのがこの作品。数日かけて読みきりました。

電車で読むにはちょっと切な過ぎるかな。前半は恋愛する主人公の心の動きや、日々の生活などで問題ないんだけど、後半は…。後半は感情移入しすぎないようにして読んでしまったので、ちょっと流し読み。感情移入して読むと多分泣いていたでしょう。

久々に小説に浸かった。通勤電車の中では、ちょっと抑えてたが、帰宅後色々な思いがめぐった。恋愛、別れ、身近な人の死…日常にあふれる様々な思い…。天子の卵は今だからこそ、ここまで思い入れられるのかもしれない。また読む時期によって思いは変るなと思ったり…。

村山氏の作品は、ジャンプノベルの「おいしいコーヒーの入れ方」で嵌りました。残念ながらシリーズ全作品は読んでいないが、こっちの方は、切ないけど、泣くと言うよりはほのぼのとした空気が流れるシリーズかな。

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