小心者の私の休日(その二)
2005年6月22日長いので分割してます。その一から順に書いてます。
次の目的。それは恵比寿へ行って「キムカツ」でカツを食うことだ!
いつも行列という話だったので、会社の人に「午後1時半ぐらいが丁度良い」といわれていたので、それを目標にしていたのだ。だが、既に時計の針は13時をとっくに廻っている…。まー、でも夜までやってるし、時間は微妙だが、この大失態の気持ちを盛り上げる為、行ってみよーと言うことに決めた。
電車に揺られること1時間以上。
途中、各駅にのって座ったがために、急行に乗りかえるのを忘れる…。気づいた後、あわてて次に急行のとまる駅で乗り換える。
そうこうしながら、恵比寿に到着。
とりあえず、軽く地図チェック。大丈夫、行ける。
キムカツ到着。やはり並んでいます。でも、大丈夫待つのが可能な範囲と判断。
30分程メニューを考えながら並ぶ。途中、お茶サービスとかあらかじめのメニューチェックをされる。私は季節限定の「キムチ&チーズ」というののご飯セットを頼んでみた。店員が「お飲み物はどれにいたしますか」と言うので、「オレンジジュース」と言っておいた。セットに入ってたのかしら。
で、それからしばらくまつ。前の3人グループが4人用っぽいテーブル席につく。カウンターもあるようだ。で、もう一つ4人用のテーブルが空いており店員がそこを片付けている。
そして、3人用のセッテイング。
で、もちろん呼ばれるわけです。そう、私はひとりです。
で、次の人たちは2人組。付け加えると男女のカップル。もちろん、目の前に案内されました。
で、男の最初のつぶやき「厳しいよね?」。女のつぶやき「そんなこと私言ってないヨ」。
気まずい空気が流れる…。それを感じたのは私だけ?自意識過剰?
胸が詰まりそうな思いで、目のやり場にも困りながらとりあえず、色々店内を眺める。
二人はどうやら気にしないことにしたのか、気になるが何もいえないのか普通の会話に戻っていった。
と、しばらくするとお茶とお絞りが渡される。
私はそのお茶を手にとりあえず、席を端の方へ移動する。とは言え、状況はマッタク変っていないのだが…。
さらに、待つとカウンターが空く。そちらに移動したいと思いつつも混んでいるしと思ってさらにまつ。異様に長い時間にいたたまれずとりあえず携帯をいじる。が、「圏外」…。そりゃね、食べる時に携帯いじられてもこまるしね。
あいかわらず空いたカウンターは空いたまま。
どうやら次のグループが4人で、2人用のその席は隣が空くまでそのままっぽい。
いたたまれず、店員をちらちら見るが、その度合いが低く気づいてもらえない。
そうこうしているうちに、キャベツが来る。とりあえず、もくもくと食べ始める。
味がしないのはきっと気のせいだ。
あいかわらず空いたカウンターは空いたまま。
そして、味噌汁、ご飯の入ったおひつ、ジュースが運ばれてくる。
とりあえず、ご飯をよそってみる。前にいるカップルの分はまだのようだ。
あいかわらず空いたカウンターは空いたまま。
お待ちかねのカツがやってくる。とりあえず、携帯で写真を撮った(だが、もの凄く気まずかった。)。だって、行ったと言う証拠が…。
で、最初の一口。
うまい…かな? という感想。熱くないのは仕様なのだろう。と思いつつ食べ始める。
もぐもぐと食べていると、カウンターの別グループが去って、次のグループが座る。
そして、手前のカップルのところにも注文の品が届く。だが、なにやらもそもそとひそひそ話をはじめた。
やっぱ、オラノコトガ原因ナノカ…
なんて自意識過剰ぶっていると、女の方が店員を呼びつけ「あのー、タレとお新香が来てないんですけど」。「!!!」そういえば、おらのところにも無いです…。
と、ついでに私の分も補充されました。ついでに「キャベツのおかわりどうですか?」と聞かれてみる。うなづいてみた。そして、そのキャベツの入れ物はもちさられていった。
さらに気まずい思いでわたしは食べ進める。キャベツのいつくるのかなーと思いつつ、気持ちがイッパイイッパイのため、催促する気にもなれず、食べ続ける。
食べ続ける。食べ続ける。
残りのご飯もる。食べ続ける。
オレンジジュースも同時に来ているので飲む。
先に入ったテーブル席の3人が席を立つ。
そして、カウンターにいた4人組のおやじたちつかさず「こっちにうっつって良いよね?」と有無を言わさず移動。
私「…。(移動したいと言えばよかった…orz もう後の祭りです。)」
さらに、食べ続ける。さらに、食べ続ける。
オレンジジュースも同時に来ているので飲む。
さらに、食べ続ける。さらに、食べ続ける。
とうとうキャベツは来ないまま終了。お腹もくるしいし、もういらない。
と言うわけで席を立つ。
店員あたふた。とりあえず、金を払って出る。
というか、もうここにいたくないという思い出いっぱいいっぱいになりました。
でも、それをあからさまに出したくないという思いから、平気なふりして急いで食べるわけでもなく、味わってる風に食べてみました。きっと誰も見てナイヨ。
そして、気持ちを盛り上げるつもりが、生気を吸い取られて店を後にしたのでした。
店に1人で行くならもっと気合の入った日じゃないとだめだね!
というか、1人で行くなよ…と言うことなのかな…
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このままではいかん!だが、今日はきっと万事がこんな感じだろうとあきらめつつも、とりあえず、やりたいことはできるだけやろうと決めた。やってだめならそういう日なのだと、諦めれば良い。
よし!ということで、恵比寿から渋谷に歩いて向かうことにした。
お腹もいっぱいだし、当初の予定でも、そうすると決めていたからだ。道は大丈夫。頭に入ってるし、地図もある。
途中歩道橋の螺旋階段で目が廻るも、ちゃんと確認したので、方向は間違えなかった。
さらに、途中で足がもつれるも、歩けない状態ではないので、あるきつづける。
音楽もあるし、大丈夫、いける!
と言うわけで、渋谷に到着。本当はチケットセンターによりたかったが、妖しさ大爆発のため、今回は断念した。金も微妙だし。
で、目的地である「シネセゾン渋谷」に向かう。なぜかって?そりゃー、クロマティ高校の特典付き前売り券を買うためさ。
途中スクランブル交差点あたりの人込みにフラフラになりつつも、目的地へ到着。
チケット売り場にいくと、そこにはものごしのやわらかい、ヒキコモリ系イケメンのお兄ちゃんが座っているではないですか!ちょっとオドオドしつつも「えっと、クロマティ高校の前売りで特典ついてるやつありますか?」とどもりながら質問。「ええ、ありますよ」とやさしく挙動不審な私にちょっと動揺しつつも売ってくれました。それだけ受け取りその劇場を後にしました。
って、今日は水曜レディースディなんだから、映画見てけよ!とお兄さんは思ったのかもしれない…。
そんなお兄さんの思いはともかく、その雰囲気に和まされつつ、メカ沢ビーズクッションゲットに心を躍らせ、どうにか気持ちを多少なりとも上昇させることができました。が、人込みの多さ、温度の上昇でクラクラしていたので、一刻も早くこの場から立ち去りたい気持ちでいっぱいだったため、逃げるように電車に乗り込んだ。
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